バッテリー寿命の電圧での見分け方
バッテリー寿命を見分ける方法に、エンジン始動前のバッテリーの電圧を測る方法があります。その様な際、テスターがあると便利です。
テスターのモードは、導通ではなくVと書かれた電圧計測ポジションにして下さい。また、日頃からバッテリーが示す正常な値について知っておく必要があります。
通常、新品では12Vと13Vの間の値になるのが普通です。もし、これを大きく下回る事があれば、寿命が来たか壊れているかですので取替が必要になってきます。
特に、充放電を繰り返し長時間使用したものでは劣化が生じる可能性が高くなります。12Vを下回る状態になったものは、かなり劣化が進んでいます。
更に、11V位にまで出力電圧が下がったバッテリーではエンジンの始動ができない場合も出てきます。この様な状況から、バッテリーに寿命が来た事が分かります。
ここで書いた様に、エンジン始動前のバッテリー電圧を計測すれば、その状態をしっかりと把握することができます。
更に、エンジンをかけた後の値も計測を行い、始動前と比較を行えば、発電機の状況も確認することができます。
正常なバッテリーと正常な発電機の組み合わせでは、エンジン始動後の電圧は13と14Vの間の値になります。