バッテリー上がりは漏電の場合もあります
バッテリーが悪くないはずなのに、原因不明にバッテリー上がりが起こるときがあります。まず一番ありそうな故障は十分に発電できていない場合で、つまり発電機が悪いと言う故障です。
それも一番ありそうなのは発電機自身ではなく、発電機を動かしているベルトが悪い状態です。
ベルトが切れていれば当然ですが、そうでなくてもベルトがゆるいとスリップして十分に発電機を回せず、発電量が足りないことがあります。ついで発電機、オルタネーターの故障です。
オルタネーターの故障は交換はともかく修理は素人には無理な作業です。それでもないとすれば漏電です。
大きな漏電ならヒューズがとぶなりはっきりした症状が現れますが、そこまででない少量の漏電の場合ゆっくりとバッテリーが放電し、バッテリー上がりを起こすだけの場合があります。
小さな漏電箇所を探すのはなかなか難しく、経験と勘に頼ることになる場合が多いです。修理に出してもすぐには見つからないことが多いです。逆にオーナーだからこそ気が付くこともあります。
オルタネーターなどの電装系の一部が悪いことがありますし、どこかの配線が接触してわずかに電流が流れていることもあります。オーディオなど後付の部分がやはり漏電を起こしやすいです。
数週間でバッテリーが上がる場合などあやしいです。